入居者スカウトのマテバ

賃貸経営のネタ
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社員コラム

映画

今年見た映画の本数を数えてみたんですけど、34本でした。一昨年は100本、去年は70本くらい見ていたので九月でこれはペースが遅い。今も土日のどちらかに一本見ている計算ですけど、三割減ですからね。セブンイレブンのお弁当じゃないんだから。休みの日数は変わってないんで完全にこっちの問題です。主にこっちのメンタルの問題です。そもそも集中力が続かない。高校時代のテスト期間中くらい集中できない。もう部屋で映画見ながらシーツのしわが気になってぴんと張ったりしてますから。やたらと机を整頓してしまうテスト期間と一緒です。シーツを直しても足の爪の長さが気になったりして映画に集中できないんですよ。そもそもNETFLIXのおかげで浴びるように海外のコンテンツを消費しすぎて、もう海外映画とかドラマが全部同じに見える。もう全パターンを見た。いや、知った。全パターン知った。あとは確認作業なんですよ。ラインを流れてくる製品を目視で確認する作業なんです。たまに起こるイレギュラーな個体にびっくりすることはあるけど、基本はちらっちらっと確認して早く終わんないかなと思っているんです。もう映像媒体にほとほと飽きてるんです。007ですら途中で飽きますから。だってここ数年で一番面白かった映画、呪術廻戦0ですもん。そんなことあります?ドラマだとサンクチュアリ。もう海外製の映像コンテンツで感嘆した経験はここ数年本当にないです。ミッドサマーでさえ、あーはいはい、って感じ。近年だと邦画でも良かったものが思いつかない。もう自分の内面と向き合うような辛気臭い映画も見る気が起きない。綾野剛がシリアスな演技するような映画はもう見られない。ぎり、日本で一番悪い奴ら。そこのみにて光輝くとか影裏とかしんどくて死んでしまうと思う。とはいえマスカレードホテルみたいなテレビドラマ風の映画もしゃらくさくて見てらんない。どうしたらいいんですか?週休三日くらいあれば治ると思うんだけど。水土日、休みだったら治ると思うんだけど。

2024.09.13

社員コラム

Z世代に感謝

八月が終わりました。終わってしまったと言っていいと思う。失念していたんです、月末31日が土曜日だということを。月末に何があるかといえば、我が賃貸中のお部屋の家賃支払い締め切り日です。月末までにお家賃を収めることを条件に翌月部屋にいていい権利を得ているわけです。銀行営業が金曜日までということは――、 あれ? あれ? 待てよ、あれぇ? あれ? おかしいですね。あれ? もしかして滞納? わたしの脳内に棲む加藤一二三先生がつぶやきだします。気が付いたのは金曜日の終業後。余裕で、かなりの余裕で、15時を回っています。気が付いたのは金曜日の終業後、友だちと待ち合わせた世界の山ちゃん。余裕で、かなりの余裕で、なすすべも有りません。 詰んだ。詰めろに気が付かずに詰んだ。長い間培ってきた大家さんとわたしとの信頼関係が頓死。信頼関係の奴が、相手玉の詰みに気付いた羽生先生のように渋い顔をしてわたしを見ている。 そんなとき目の前の友人がね、言うんです。「ネットバンクで振り込んでスクショをメールすれば」詰めろ逃れの詰めろ。ワンチャンあるか!? わたし、abemaトーナメントの終盤くらいの手の速さでスマホを手に取った。菅井先生の時間切れ二秒前ってくらいせわしなく取った。あ、ネットバンクのアプリなんか入ってない。 絶対的なセキュリティを考慮して、わたしは自宅のデスクトップからのみネットバンキングすると、振込ングすると、あっちのお金をこっちに移動しングすると、心に決めてた。社会人一年目に決めてた。 目の前で手羽先を貪っている友だちに、まるでウォールマリアに侵入してきた巨人のような悪辣さで手羽先を貪っている友だちに、「か、代わりに振り込んでくれない???」「え、なんで」友だちの上唇と下唇の間からはエレンのお母さんの骨が飛び出してた。お母さんの大腿骨が飛び出してた。こいつには言っても無駄だ。 「だいたい振込先分かるの?」分からない。そんなもの覚えていない。円周率の32桁目の方がまだ可能性がある。 3.1415926535897932384626‥‥763南無三 しようがないので嫌なことを忘れるほど飲んで二日酔いの頭で土曜日に振り込みました。なんか令和の銀行は土曜に着金するらしいっす。知らなかったっす。 Z世代に感謝。

2024.09.04

社員コラム

エンドレスエイト

家族写真ってどうするものなんです?昭和の頃はおそらくフィルム写真を現像に出して分厚いアルバムに収めていたと思うんですけど、最近は各々スマートホンを持って勝手に写真を撮っていますから、家族の写真が合わさる場所がないわけなんですよ。デジタルの写真をプリントすることも皆無で、アルバム自体もうありません。スマートホンとハードディスクの容量を圧迫し続けるだけで、今使っているスマートホンならまだしも過去のスマートホン・デジカメ写真などは人に見せる機会も方法も有りません。ほんとどうするんですか?もしいまわたしが死んだら、両親はわたしの近年の写真を見る機会は一生ありません。出かけた先やおいしい料理の写真なども見ることはないです。逆もまたしかり。近年の両親の写真や、見たもの食べたものの記録は永遠にわたしの手に入りません。で、それはまあ置いておいて、ふと思ったんですけど、物理のアルバムが無くなったらどうするんですか?台風や地震などで実家が消失したら?両親デジタル化以前、フィルムカメラで家族の周りを切り取っていた時代の物理アルバムがなくなったら、それはもうわたしたちの過去が丸っと消失したのも同然です。長門有希じゃないんだから、幼少期は存在しませんじゃないんですよ。対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースじゃないんですよ。いくらわたしがチビでメガネで読書好きだからって長門有希は言い過ぎですよ。人見知りで人と目を合わせて話せないからって長門は言い過ぎっす。たしかに高校時代はセーラー服ですけど長門なんて言ったら怒られちゃいますよ。高校時代、ほとんど自分から話さなかったし話しかけられても最低限の返事しかしなかったので、壊れたジュークボックスとか言われてたんですよ。そこが長門っぽいとかやめてくださいよ。まいったな。ハハッ。……あなたがこの記事を読んだのは15532回目。 P.S.iphoneの共有アルバムを使ってみます。

2024.08.28

社員コラム

一粒万倍日らしいです、今日

忘れもしないあの日……朝から曇りだったんですよ。天気予報を見ても傘マークがついていたから傘を持って出勤しました。が、終業時間に雨が降っていなかったので忘れてしまったんですよ。退勤にウキウキしてそのまま地下鉄に乗り一目散で自宅を目指したわけなんですが……わたし本当にびっくりしてしまって、一重眼が二重になって天を睨みつけました。最寄りの地下鉄を降りて改札を抜けて階段を上って地上へ出てみたら、豪雨なんです。雷まで鳴って、機銃掃射のような水玉がものすごい音で地上を叩いているんです。持って家を出たはずの傘は会社の傘立てです。これ、セミだったら大変なことですよ。七年も地中で過ごし、やっと地表に出てみたら突然ガトリング砲で撃たれるわけですから。自宅まで小走りで五分。トートバッグにはmacbook。これはまずい。帰りにおかずを買おうという目論見もすべて切り捨ててラグビー選手のようにバッグを抱えて戦場へ飛び出しました。背中を叩く銃弾を無心で耐え、傍から見たら滑稽だろうと思うものの恥じらいを鉄の意志でねじ切って、自宅マンションエントランスへ転がり込みました。エレベータ前には傘をたたむ精悍なスーツ姿の男性、かたやこちらはずぶ濡れの貞子。とても同じエレベータに乗る気にはならず階段を選びました。おかずも無いので白米とふりかけで夜を済ませ泣きながら寝ました。一粒万倍日といわれて思い出すのはこの一日です。

2024.08.23

社員コラム

逃げ

コレのせいで楽しめないというものがある。せっかく同総会が開催されてもいじめっ子が来ていたら楽しめない。せっかく旅行に出ても新幹線で酔っ払って大騒ぎしている人が横にいたら台無しになる。せっかく帰省しようにも可処分所得を上回る交通費にため息が止まらない。わたしはそういったものを避けて生きていきたい。なのでお盆はずっと部屋にいたのである。なのでお盆のせいでボケているのである。夏休みという長い連休がわたしの働くという回路をさび付かせ、行動を鈍らせている。通勤電車に乗るのでさえ億劫で、18日の夜には翌日電車に乗りたくなさのあまり涙が頬を伝った。帰省というイベントをスキップし一日中ごろごろとnetflixを見ながらビールを飲んでいたことが災いしている。久しぶりのノンフィクションを買ってしらふの時間はそれを読んだ。さらに直木賞候補作も図書館の予約が回ってきた。候補に挙がってから予約しても数か月待ちである。とてもついていた。なんと文化的な生活だろうか。晴耕雨読とはよく言ったもので、耕しこそしなかったが麦の消費に一役買ったわけである。今の楽しみは来月に控えた二週連続の三連休である。昨日久しぶりに出社して気が付いた。十月に宅建の試験がある。買った参考書は一頁も開いていない。そろそろ勉強を始めねばなるまい。二週連続三連休の楽しみが霧散した。お盆のせいでボケているのである。

2024.08.20

社員コラム

友だちが少ないわけではありません

老若男女問わず夏休みといえばお盆にお墓参りへ行くのがスタンダードですが、遠方にお墓がある民はかなり大変です。わたしで言えば、大混雑必至のお盆日程ど真ん中に福岡まで帰らねばなりません。時間もさることながら交通費も尋常じゃないんです。地元に住んでいればちょっとしたイベントでしかないお墓参りも、大旅行に感じられます。ついスキップしたくなってしまうのが人情というものですが、スキップしようものなら人情のない子だねと親から連絡が飛んできます。世の中の対立はお互い正義だと思っている者同士で始まるのかもしれません。立場が違えばまた正義も変わってくるのです。とはいえ、いくら夏休みだっていったって僅かばかりしかない日にちを帰省に差し出し、可処分所得のすべてを供出してやっと一族の集まりに顔を出すことができるわたしのような者が参加を渋るのはしかたがない。兄弟姉妹従兄従姉にわたしの役目すべてを丸投げして東京で過ごしたって反逆児扱いはあんまりです。しかし一族郎党がご先祖様のお墓参りをしている時に、海だ山だと足を延ばしキャンプだ花火だと遊びまわるのも忍びない。わたしは家を出ずにビールを飲んで過ごします。本当は遊びまわりたいところですがね。自粛です。

2024.08.07

社員コラム

夏休み

あと二週間と少しで夏休みです。遥か1万5000km彼方からの熱線兵器のおかげで大汗をかき想像ほど外で楽しめない季節ではありますけど、長期休暇ほどうれしいものはありません。これが得られるなら休みが無くなってもいいや、ってものを考えてみたんですけど、「90万円もらえる」と同じだと結論しました。50万円だと休みの方がうれしい。60万円でもまだ休みの方が欲しい。ちょっとずつ考えた結果、90万円ということになりました。つまり90万円の価値があるものを無償で手に入れられるということです。これは嬉しい。ある日家に帰ったらドアノブにピコタンが引っかけてあったようなものですから、気絶しそうな幸運が舞い込んできたのと一緒ですよ。そのピコタンで出かけるもよし、部屋でビールとアイスを食べまくって寝ているも良し。ビールとアイスを大量に摂取してもちょっと外へ出れば大汗をかくので実質カロリーゼロです。夏と少しポジティブに向き合ってみました。おわり。

2024.07.24

社員コラム

梅雨明け

ついに梅雨が明けましたね。だからといって別に涼しくなるわけではないですが、湿度が下がることに越したことはありません。これから夏本番で、宇宙人による対地球人類殲滅決戦兵器のような直射日光が降り注ぐ毎日がやってきます。部屋からベランダに出た途端、鈍器で頭を殴られたような思いがする暑く重い光線を浴びて、やけどを伴う熱線が肌を焼きます。日焼けをすると真っ赤になってしまうタイプなので、かなりこの兵器が苦手です。夏のいい思い出なんてものは全部嘘だと思っているので、本当に闘いの二ヶ月です。まさに開戦です。ところが、です。よく考えたらもう年末ですよ。二ヶ月といえば60日。暑い暑いと愚痴りながら60日耐えればもう十月です。夏なんてないものと思って過ごせば十月です。あなた、十月なんていったらそろそろ忘年会のことを気にし始める季節ですよ。忘年会なんて年末の風物詩ですから、今年ももう終わったも同然じゃないですか。で、年明けですよ。令和7年ですよ。2025年ですよ。梅雨明けどころか年明けですよ。浮かれてる場合じゃないんですよ。ほんともう終わりですよ、なんもかも。 [temp id=2]

2024.07.22

社員コラム

お茶も買ってもらいました。

先日、仕事で蒲郡市に行ったんです。上司と一緒に。蒲郡と言えば愛知県です。なかなかの距離なので夜は一時寝で朝は四時起きですよ。めまいがします。愛知県と言えば鰻ですよね。愛知は鰻に関して全国二位の生産量を誇るとインターネッツに書いてありました。この大国日本の二位ですからそれはもう凄い名産地ですよ。鰻は土用の丑の日に一気に消費量が増えるんですが、今年は7月24日だそうです。もうすぐですね。もうすぐそこまで鰻を食べる日が近づいています。目の前です。当日は大混雑なのでちょっと早めに食べる人もいると思います。わたしなら早めに食べます。鰻は「かば焼き」が一般的と思うんですけど、なぜ「かば焼き」というか知っていますか?インターネッツに書いてあったんですけど、むかしは鰻を開かずに焼いていて、その焼く様が「ガマ」という植物の穂に似ているから「ガマ焼き」と呼んでそれが訛ってっていうのが定説なんですって(諸説あり)。で、ガマって植物を漢字で書くとどういう字か知っていますか?「蒲」です。蒲郡の蒲です。これはもう、蒲郡→愛知→鰻→かば焼き→蒲→蒲郡、と思考が一周してしかるべきだし、しない方がどうかしていると思います。しかもわたしは上司と一緒にいるわけです。三時間睡眠に、鰻の名産地に、かば焼きの語源になったような街に、上司と一緒。これはもうとんでもないフラグですよ。戦地で「俺はこの戦争が終わったら結婚するんだ」って仲間に言ったときくらいの強固なフラグですよ。はは。 コンビニで梅とわかめのおにぎりを買ってもらいました。……ごちそうさまでした。 [temp id=2]

2024.07.17

社員コラム

テレビ画面越しで見るぶんには最高に気持ちよさそうな季節、「夏」がやってきました。まごうことなき「夏」です。青々した緑、照りつける太陽、輝く水面、弾ける炭酸、喉を流れるアイスの感触、ふたりで歩いた畦道、視界をふさぐ花火の大輪、耳まで届かなかった君の声――、 そのすべてがまやかしです。嘘もしくは演出です。実際にそのなかに立ってみれば、あまりの暑さにめまいを覚え体中べとべと、夜なのに呼吸をしているだけで額から汗の滴る季節にいて気持ちのいいわけがありません。洗濯物が乾きやすいという現実的な一点を除いて、夏のメリットなど――少なくともわたしにとっては――なにもないのです。 たまにお盆の予定を聞いてくる人がいますけど、「実家に帰る」と「ビールを飲む」以外になにかあるんですか?世間の人たちにはその他の予定とかあるんですか?えっ、えっ? [temp id=2]

2024.07.05