社員コラム

紅茶
休みの日など朝起きたら、何は無くとも珈琲を淹れて菓子パンを齧り将棋のyoutubeを見る。これを殺伐社会生活の一時の清涼としていたわけです。ところが、友人から紅茶のティーパックを頂いて、物は試しと飲んでみたんです。苦い。なんとも珈琲とは違う苦味。渋い。緑茶はそのまま飲めるのになぜ紅茶のストレートはかくもこう渋いのか。とても好みではなかったのですが、100パックもあるものだからなんとか飲める道を模索する。色々試してみると、蜂蜜がやはり良い。皆が紅茶に入れるだけはある。甘くすれば紅茶独特の香りが甘みとマッチしてとても良い。むしろ美味しいまである。ところが、紅茶と菓子パンで休日の朝を迎えると、あっという間に飲み終わってしまう。すぐになくなってしまう。ゆっくり嗜むという感じでなくなる。甘い紅茶はあまりにも飲みやすすぎるのだ。すいすい飲んでしまう。珈琲は苦いのでちびちび飲んでしまうので長持ちする。保温マグで飲むのでしばらく温かいままで長く楽しめる。これはお酒でも同じことが言える。サワーなどは飲みやすすぎてすぐになくなってしまい、頻繁に注文することになる。ビールは苦いからそんなにすいすい飲めないので長持ちする。ビールよりサワーの方が安いけど、トータルは高くつくと思う。 そう、人生には苦味が必要なのだ。(今月渡された給与明細と住民税通知を眺めながら)









